レバンガ北海道は札幌市に本拠地を置くプロバスケットボールチームで、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグのBリーグに所属しています。チームが創設されたのは2011年のことで、かつて活動していたレラカムイ北海道が前身です。

レラカムイ時代に運営会社経営悪化でチーム存続が難しくなりましたが、紆余曲折を経てレバンガの誕生に至っています。チーム誕生の2011-2012シーズンはJBLに参戦、新体制で22勝20負の成績を残しました。ところが翌2012-2013シーズンは6勝36負と散々な結果で、リーグ戦で最低の結果を記録しています。2013-2014シーズンはNBLに舞台を移し、経営支援と強化もあって31勝23負と勝率が上がりました。
ショッキングな結果の反動により、選手たちの意識が変化して、勝利へのこだわりが強くなったともいえるでしょう。その後も2014-2015は22勝32負、2015-2016は28勝27負と推移しました。現在のBリーグ参戦は2016-2017シーズンからで、23勝37負に始まり26勝34負と続きましたが、近年は勝率が低迷状況にあります。コロナ渦で試合数が減少したシーズンもありますが、それでもレバンガ北海道は常に危機感を持って勝利を目指し、勝ちを積み上げることを目標にしています。
過去にチーム消滅の危機が訪れる事態に直面したので、経営陣を中心に危機感があるのは間違いないです。ホームゲームでの会場は北海道立総合体育センター、通称北海きたえーるです。北海きたえーるは10,000人収容のアリーナで、道立中島体育センター別館の老朽化に伴い1999年に竣工した施設です。Bリーグの他にも、日本フットサルリーグのFリーグのホームアリーナで、プロレスの興行やコンサートにも活用されています。
レバンガ北海道のマスコットキャラクターはオオワシのレバードで、試合やPR活動で活躍中です。ちなみにチーム名の由来はがんばれで、道民から応援してもらえるクラブを目指す誓いが込められています。また、チアダンスチームのパシスタスピリッツが専属しており、ホームゲームの試合を観戦するとチアリーディングのパフォーマンスが見られます。専属ではありますが、依頼に応じてホームゲーム以外でも興行を行っていますから、実は様々なイベントで目にすることができます。
試合の勝率こそ低迷しているものの、逆に観客数は増加傾向にあるのでファンは多く、今後の活躍から目が離せませんし試合に要注目です。