北海道には様々な観光スポットがありますが、ラベンダーなら富良野地区が広く知られています。日本で最初にラベンダーを栽培したのは、札幌市南区にある南沢地区です。昭和12年にラベンダーの種子が南フランスから入り、試験栽培が始まります。

富良野の方がスケールでは上ですが、札幌市には現在でもラベンダー畑が点在しています。札幌のホテルだと昔は芸文館が人気を集めていましたが現在はないです。札幌には高級ホテルから庶民的なホテルまで様々なタイプの宿泊施設があるので、自分に合ったホテルを選択できます。富良野のラベンダー園に行きたい場合は、札幌から日帰りも可能です。観光客向けラベンダー園では富良野ラベンダー園が有名で、よく紹介されています。
富良野市と中富良野町、上富良野町にはラベンダー園が多数あります。ラベンダーの聖地と呼ばれているのが、ファーム富田です。ファーム富田にはラベンダーを観光資源にした功績があります。現在では日本国内はもちろん、海外からも観光客が訪れます。
ファーム富田は、JR中富良野駅から車で5分程度の場所にあります。園内には多くの花畑があり、彩の畑は有名な撮影スポットです。ポピーなど他の花も咲き、春から秋まで美しい花畑を楽しめます。ファーム富田は、ドライフラワーやソフトクリームも人気を集めています。ソフトクリームは爽やかな味わいで、ラベンダーの香りがします。素晴らしい眺めのラベンダー園は、見頃の7月になると訪れる人が増えて長時間並ぶ日もあります。
旅行のスケジュールが混雑する時期と重なっている場合は、朝の時間帯だと比較的空いています。ファーム富田以外にもラベンダー畑を訪れる場合は、早い時間帯にファーム富田を訪れてから他の観光スポットに行くと移動がスムーズです。中富良野町営ラベンダー園も人気がある観光スポットで、リフトに乗って畑を見渡せます。リフトに乗って頂上の展望スペースまで行くと、雄大な富良野の風景を眺められます。斜面一面にはラベンダー畑が広がり、その先には十勝岳連峰の山々が見えます。
ラベンダーイーストでは、日本最大級のラベンダー畑を楽しめます。敷地の中央付近にある展望デッキからは、壮大なラベンダー畑を眺められます。東西南北のどの位置にもラベンダー畑があり、その先には夕張山地や十勝岳連峰も見えます。展望デッキの隣には、軽食やショッピングを楽しめる施設もあります。ラベンダーバスもあり、乗車すれば解説付きでラベンダー畑を移動できます。