札幌の歴史:歴史を残した日ベスト5
北海道の最大の都市であり日本でも最北の政令指定都市となっている札幌市は、人口が約196万人という日本の中でも4番目の規模を誇っています。1880年には今の札幌のエリアを札幌区に改称され、1922年には市制施工によって札幌市となりました。

ここではこの札幌の歴史に残る出来事やイベントなどのベスト5を紹介しますので、札幌市の歴史として参考にして下さい。まず1位から紹介していきます。やはり札幌市が世界的な都市として名を馳せるようになった「札幌冬季オリンピック」でしょう。1972年の2月3日から13日まで開催されたこのオリンピックは、アジアでも初めてとなる冬季オリンピックの開催でした。真駒内屋外競技場で開会式が行われ、数々の日本人選手の活躍も目立ちました。スキージャンプの70m級では日本人選手が金銀銅を獲得し表彰台を独占し、その後のジャンプ人が日の丸飛行隊という愛称になるきっかけにもなりました。
そして2位の出来事は、今や世界の観光客を含めて200万人が訪れる一大イベントとなっている「札幌雪まつり」の開催です。1950年2月18日に初めて行われ、最初の雪まつりは札幌市内の中学生などが製作していたのが始まりで、その数は5〜6基程度だったと言われています。現在では大通り会場をはじめ3つの会場で多数の雪像が展示されており、札幌の冬のイベントでは欠かせない存在となっています。
そして3位の紹介ですが、1971年12月16日の地下鉄の開業が挙げられるでしょう。札幌オリンピックに合わせるように計画されたこの地下鉄は、オリンピックの1ヶ月半前にまず南北線から開業されました。現在では東西線や東豊線が加えられ、札幌市内を結ぶ交通機関として大きな役割を果たしています。
雪まつりは札幌の冬の大イベントですが、夏の一大イベントの1つになっている「ヨサコイソーラン祭り」を4位に紹介します。初年度は1992年の6月13日に開催され、毎年6月の上旬の開催となっています。現在は200万人を超える観客数があり、雪まつりに引けを取らない程の人気が特徴です。 そして最後の5位になりますが、2001年6月2日に開業した「札幌ドーム」が挙げられます。2002年の日韓ワールドカップの会場にもなり、2004年にはそれまで東京を本拠地としていた日本ハムファイターズの移転先として活用されています。大規模なコンサート会場としても使用され、札幌市を代表するイベント施設の役割としても大きいでしょう。